仮想記憶を用いたコンピュータでのアプリケーション利用に関する記述のうち,適切なものはどれか。
アプリケーションには,仮想記憶を利用するためのモジュールを組み込んでおく必要がある。
仮想記憶は,磁気ディスクにインストールされたアプリケーションだけが利用できる。
仮想記憶を使用していても主記憶が少ないと,アプリケーション利用時にページフォールトが多発してシステムのスループットは低下する。
仮想記憶を利用するためには,個々のアプリケーションで仮想記憶を使用するという設定が必要である。
仮想記憶は,主記憶より大きな論理的な記憶空間をアプリケーションに提供する仕組みであり,OS が透過的に提供するため,アプリケーション側に特別なモジュールを組み込んだり,個々のアプリケーションで設定したりする必要はない。したがってア・イ・エは誤りである。仮想記憶を使用していても主記憶が少ないと,必要なページが主記憶上に存在せずページフォールトが多発し,そのたびに磁気ディスクへのアクセスが発生するため,システムのスループットは低下する。よって「ウ」が正しい。