問題プレビューID: 3b13403f

問 36

手順に示す処理を実施することによって,メッセージの改ざんの検知の他に,受信者 B ができることはどれか。

〔手順〕
送信者 A の処理
(1) メッセージから,ハッシュ関数を使ってダイジェストを生成する。
(2) 秘密に保持している自分の署名生成鍵を用いて,(1) で生成したダイジェストからメッセージの署名を生成する。
(3) メッセージと,(2) で生成した署名を受信者 B に送信する。

受信者 B の処理
(4) 受信したメッセージから,ハッシュ関数を使ってダイジェストを生成する。
(5) (4) で生成したダイジェスト及び送信者 A の署名検証鍵を用いて,受信した署名を検証する。

解説

この手順はデジタル署名の仕組みを示しています。 送信者の秘密鍵で暗号化したハッシュ値を受信者が公開鍵で復号して検証することで、以下の 2 点が保証されます。

  1. 完全性: メッセージが改ざんされていないこと。
  2. 真正性: 送信者が A 本人であること(なりすましの防止、否認防止)。

したがって、正解は「ア」です。