問題プレビューID: 475f53ab

問 24

ある企業では、顧客マスタファイル、商品マスタファイル、担当者マスタファイル及び当月受注ファイルを基にして、月次で受注実績を把握している。各ファイルの項目が表のとおりであるとき、これら四つのファイルを使用して当月分と直前の 3 か月分の出力が可能な受注実績はどれか。

ファイル項 目備 考
顧客マスタ顧客コード,名称,担当者コード,前月受注額,2 か月前受注額,3 か月前受注額各顧客の担当者は 1 人
商品マスタ商品コード,名称,前月受注額,2 か月前受注額,3 か月前受注額――――
担当者マスタ担当者コード,氏名――――
当月受注顧客コード,商品コード,受注額当月の合計受注額
解説

各ファイルから得られる情報は次のとおりである。

  • 顧客マスタ:顧客コード、名称、担当者コード、前月/2 か月前/3 か月前の受注額(各顧客の担当者は 1 人)
  • 商品マスタ:商品コード、名称、前月/2 か月前/3 か月前の受注額
  • 担当者マスタ:担当者コード、氏名
  • 当月受注:顧客コード、商品コード、受注額

当月分は当月受注ファイルから顧客コード・商品コードで集計でき、直前 3 か月分は顧客マスタ(顧客単位)と商品マスタ(商品単位)の受注額から得られる。ここで、直前 3 か月分の受注額は顧客単位又は商品単位でしか保持されていないため、顧客別と商品別のように 2 つの軸を同時に持つ受注実績は、当月以外の月について作成できない。また商品別と担当者別の組合せも、過去の月について商品ごとの担当者別内訳がないため作成できない。

一方、顧客マスタには担当者コードがあり、各顧客の担当者は 1 人であるから、顧客はすべて担当者に一意に関連付けられる。したがって、当月分は当月受注ファイルを顧客マスタ・担当者マスタと結合し、直前 3 か月分は顧客マスタの受注額を担当者別・顧客別に集計すればよく、担当者別の顧客別受注実績は作成できる。

よって正解は「エ」である。