問題プレビューID: 55a9b514

問 78

図は,定量発注方式の在庫モデルを表している。発注 a の直後に使用量の予測が変わって,納品 a の直前の時点における在庫量予測が安全在庫量 SS から図で示される XX になるとき,発注 a 時点での発注量 EE に対する適切な変更はどれか。ここで,発注直後の発注量の変更は可能であり,納品直後の在庫量は最大在庫量を超えてはならないものとする。

解説

定量発注方式では,在庫量が発注点 KK まで減ったときに一定量 EE を発注します。標準的には,納品 a の直前の在庫量は安全在庫量 SS になり,納品 a の直後に EE が加わって在庫量は最大在庫量 S+ES + E になります。

使用量の予測が変わり,納品 a の直前の在庫量予測が XX(S<X<KS < X < K)になると,そのまま EE を納品すると納品直後の在庫量は X+EX + E となり,最大在庫量 S+ES + E を超えてしまいます。

問題の条件「納品直後の在庫量は最大在庫量を超えてはならない」を満たすには,最大在庫量を超える分

(X+E)−(S+E)=X−S(X + E) - (S + E) = X - S

だけ発注量を減らす必要があります。すなわち,X−SX - S だけ発注を取り消せば,納品直後の在庫量を最大在庫量 S+ES + E に保つことができます。

  • ア: X<SX < S の場合に不足分を追加発注する式であり,本問(S<XS < X)では不要です。
  • イ: KK を用いた式であり,最大在庫量を超える分を表しません。
  • ウ: K−XK - X だけ取り消すと最大在庫量を下回り,適切ではありません。

したがって、正解は「エ」です。