生体認証システムを導入するときに考慮すべき点として,最も適切なものはどれか。
システムを誤作動させるデータを無害化する機能をもつライブラリを使用する。
パターンファイルの頻繁な更新だけでなく,ヒューリスティックスなど別の手段と組み合わせる。
本人のディジタル証明書を信頼できる第三者機関に発行してもらう。
本人を誤って拒否する確率と他人を誤って許可する確率の双方を勘案して装置を調整する。
生体認証では,本人を誤って拒否する確率(誤拒否率:FRR)と,他人を誤って許可する確率(誤受理率:FAR)との間にトレードオフの関係がある。認証のしきい値(装置の感度)を調整すると,一方を下げると他方が上がるため,用途に応じて双方を勘案して装置を調整する必要がある。
アとイはマルウェア対策,ウは公開鍵証明書(PKI)に関する記述である。したがって,正解は「エ」である。