入力 X と Y の値が同じときにだけ 1 を出力する回路は,排他的論理和の否定(XNOR)である。XNOR は
Z=X⋅Y+X⋅Y
と表せる。
各選択肢は,上段で X と Y を,下段で X と Y をそれぞれ演算し,その二つの結果を最終段のゲートでまとめる構成になっている。
- ア:上段 X⋅Y と下段 X⋅Y を AND でまとめるので,Z=X⋅Y⋅X⋅Y=0 となり,常に 0 である。
- イ:Z=(X+Y)+(X+Y)=1 となり,常に 1 である。
- ウ:上段は X⋅Y,下段は X⋅Y であり,これを NAND でまとめると
Z=X⋅Y⋅X⋅Y=X⋅Y+X⋅Y
となり XNOR になる。
- エ:上段・下段・最終段がすべて XNOR なので,Z=XNOR(XNOR(X,Y),XNOR(X,Y)) となり,常に 1 である。
したがって,正解は「ウ」です。