問題プレビューID: 68e1cad9

問 77

品質管理における検査特性曲線(OC 曲線)は,通常,横軸にロットの不良率を,縦軸にはロットの合格率を目盛ったものである。大きさ NN のロットから,大きさ nn のサンプルを抜き取り,このサンプル中に見いだされた不良個数が合格判定個数 cc 以下のときはロットを合格とし,cc を超えたときはロットを不合格とする。NN と nn を一定にして cc を 0,1,2 と変えたときの,OC 曲線の変化の傾向を表す図はどれか。

解説

検査特性曲線(OC 曲線)は,横軸にロットの不良率,縦軸にロットの合格率(合格する確率)をとった曲線です。抜取り検査では,合格判定個数 cc が大きいほど,サンプル中に不良個数が多くても合格と判定されるため,同じ不良率でも合格率は高くなり,曲線は右側(上側)へ移ります。

  • c=0c = 0 の曲線が最も急激に低下し(左端),cc が大きくなるにつれて曲線は右へ移動します。すなわち,左から c=0c = 0,c=1c = 1,c=2c = 2 の順に並びます。
  • 不良率が 0 のときは,どの cc でも必ず合格するので合格率は 1 です。したがって 3 本の曲線は左上の点(不良率 0,合格率 1)から出発して分かれ,互いに交差することはありません。

これらを満たす図は「イ」です。アは cc の並びが逆であり,ウとエは曲線が交差しているため不適切です。

したがって、正解は「イ」です。