問題プレビューID: 8ae2ffa2
問 12
キャッシュメモリに関する記述のうち,適切なものはどれか。
解説
キャッシュメモリは,CPU と主記憶の処理速度の差を埋めるために,頻繁に使用するデータを一時的に格納する高速なメモリである。
- ア:正しい。キャッシュメモリの書込み方式にはライトスルー方式とライトバック方式がある。ライトスルー方式は,書込み時にキャッシュメモリと主記憶の両方を書き換える。ライトバック方式は,キャッシュメモリだけを書き換えておき,主記憶の書換えは,当該データがキャッシュメモリから追い出されるときに行う。
- イ:キャッシュメモリにヒットしない場合,必要とするデータを含むブロックが主記憶からキャッシュメモリに転送される。この処理はハードウェアが行い,割込みは発生しない。
- ウ:実記憶と仮想記憶との容量の差を埋めるために採用されるのは,補助記憶装置を用いた仮想記憶である。キャッシュメモリは,CPU と主記憶との速度差を埋めるために採用される。
- エ:半導体メモリのアクセス速度は向上しているが,CPU の処理速度の向上も著しく,CPU と主記憶との速度差はむしろ拡大しているため,キャッシュメモリの必要性は高い。
したがって,正解は「ア」である。