問題プレビューID: d1d77085

問 1

NN 個の観測値の平均値を算出する式はどれか。ここで,SS は NN 個の観測値の和(ただし,S>0S > 0)とし,⌊X⌋\lfloor X \rfloor は XX 以下の最大の整数とする。また,平均値は,小数第 1 位を四捨五入して整数値として求める。

解説

平均値を求めるには,観測値の和 SS を個数 NN で割った S/NS/N を,小数第 1 位で四捨五入して整数化すればよい。

⌊X⌋\lfloor X \rfloor は XX 以下の最大の整数(切り捨て)を表すので,S/NS/N に 0.50.5 を加えてから切り捨てると,小数部分が 0.50.5 以上なら切り上げ,0.50.5 未満なら切り捨てとなり,四捨五入と同じ結果が得られる。よって ⌊S/N+0.5⌋\lfloor S/N + 0.5 \rfloor が正しい。

  • アの ⌊S/N−0.5⌋\lfloor S/N - 0.5 \rfloor は実質的に切り捨てに近い動作となり,四捨五入にならない。
  • イの ⌊S/N−0.4⌋\lfloor S/N - 0.4 \rfloor,ウの ⌊S/N+0.4⌋\lfloor S/N + 0.4 \rfloor も,切り上げのしきい値が 0.60.6 以上となってしまい四捨五入にならない。

したがって,正解は「エ」である。