問題プレビューID: f70f8131

問 29

新たにデータ項目の命名規約を設ける場合,次の命名規約だけでは回避できない問題はどれか。

〔命名規約〕 (1) データ項目名の末尾には必ず“名”,“コード”,“数”,“金額”,“年月日”などの区分語を付与し,区分語ごとに定めたデータ型にする。 (2) データ項目名と意味を登録した辞書を作成し,異音同義語や同音異義語が発生しないようにする。

解説

命名規約の役割とその限界を考えます。

  • ア: 回避できます。規約(1)により「年月日」のデータ型が一意に定まるため、型混在を防げます。
  • イ: 回避できません。命名規約は名前の付け方やデータ型を決めるものですが、値の範囲(ドメイン制約やビジネスルール)までは規定しません。これらはチェック制約やスキーマ定義で対応すべき問題です。
  • ウ: 回避できます。規約(2)の辞書管理により「異音同義語」を排除できます。
  • エ: 回避できます。規約(1)により末尾に区分語を必須とするため、「取引先」という曖昧な名前は禁止されます。

正解は「イ」です。